にっき

2010.03.07

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最近、雨が多いですね。少し嫌気もさすのですが、雨がすぎて行くたび、庭の土から顔を出している芽に春の訪れを感じます。いったい何が咲くんだろう?

そして、雨などお構いなしの子どもたち。

今回キャンバスに夢中に絵を描くこどもたちの姿に、私は、また一つ大切なことに気付かされました。

それは、絵の具だけが色塗りではない。

子どもたちはもっと自由に、そのこらしさの風合いに合った画材で描けばいい。

いつも下描きはばっちりな絵。でも、色塗り(絵の具)でせっかくの線が消えさり・・・コントロール不可能に・・・なるなる

大好きなパパと観た「カールじいさんの空飛ぶ家」。そして、今回その素敵な思いを込めて風船が沢山飛ぶ絵を描いています。その時Kちゃんは、水彩色鉛筆で色を塗りました。とても几帳面なKちゃん。一つ一つ丁寧に。もし、絵の具で塗ったならば、色がはみ出したり、線が消えたりとこんなに集中しては、塗れなかったでしょう。こだわりのあるKちゃんにとって、水彩色鉛筆は、ぴったりの画材だったようです。

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この絵は、優しい風合いを好むAちゃんの作品です。主にパステルを使っています。こすりすぎると色が消えてしまうことに気づき、場所によって濃さのコントロールすることができたみたいです。

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おばあちゃんは魔女。でも箒で飛ぶことはできないよ!っと教えてくれるHちゃん。Hちゃんは、絵の具を濃くしっかり塗ります。筆遣いもとても上手です。なのでプラス絵がぐっといいものになればと、バックの色と絵の境目が引き立つように、境目を好きないろのパステルで塗ってみてはどうかな?と先生らしくアドバイス(笑)・・・でも本当に素敵な仕上がりになり、益々Hちゃんの腕が上がった気がします^^

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家でもずっと絵を描いているというHちゃん。下の絵はすべて自分で作ったキャラクターだそうです。こんなに可愛い世界を持っているHちゃん。絵にどんどん出せるって素晴らしいことですよね。Hちゃんの絵も細かいので、水彩色鉛筆やパステル鉛筆で塗りました。バックはお水たっぷりのスポンジでやんわり塗りました。

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子だもたちの描く線が生かせる画材類をもっと仕入れようと思います。その子にあった画材を提供してあげるのも私の役割なんだと一人、心熱く使命感を感じた製作内容でした(笑)

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次回の絵画がとても楽しみです^^

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